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レポートナンバー 0000010408

ロボット産業/ロボット技術白書2014年版 PDF版

一般社団法人次世代社会システム研究開発機構

発刊日 2015/01/20

言語日本語

体裁A4/約500ページ

ライセンス/価格約500ページ

0000010408

A4版 88,000 円(税込)

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レポート概要

ロボット産業は日本の成長戦略を支える柱である。産業用ロボットで世界のトップクラスを走り、世界市場の半分のシェアを占める日本(日系メーカー)。新興国を中心に産業ロボットに対する需要も拡大が見込まれる一方で、グーグルの本格参入でICT活用型先進ロボットや人口知能を搭載した次世代ロボット開発が国際的に活発な動きを見せている。
本白書は、ロボット産業・ロボット研究・ロボット市場の新潮流、先端技術の粋を集めた次世代ロボットからインフラ点検ロボット、医療ロボットから生活に密着したロボットまで、”ロボットのすべて”を学際的なアプローチで編纂し、解説・分析した白書である。

レポート詳細

内容編成(目次)

第1章 ロボットの新定義、ロボット産業・ロボット利用の意義

 1-1 ロボットの“新しい定義”
   [1] ロボットの学術定義とその変遷
   [2] 次世代ロボットとロボットの新しい定義

 1-2 ロボット利用の意義・必要性・取りまく環境
   [1] 概況・近況
   [2] 産業別動向
   [3] 地域での産業振興動向
   [4] ロボット/次世代ロボットの主な用途
   [5] 社会におけるロボットの意義・必要性

 1-3 ロボットの産業競争力
   [1] ロボット技術の多様な展開に向けて
   [2] ロボット産業のビジネスモデル変革の必要性

第2章 ロボット開発、ロボット産業の新たな潮流

 2-1 新次元へ移行するロボット産業
   [1] 急速な広がりを見せるロボット活躍の舞台
   [2] ファナックが量産計画を進める新型産業用ロボット
   [3] ソフトバンクが突きつけた「ロボット価格破壊」の挑戦

 2-2 ロボット文明の光と闇
   [1] ロボットの軍事転用リスク
   [2] 次世代ロボット技術の法的・倫理的問題についての検討

 2-3 次世代ロボット過渡期としての傾向
   [1] ロボカップに見るロボット開発、ロボット産業の新たな潮流
   [2] 次世代ロボットに要求される高度なデザイン性

 2-4 ロボット市場の新たな潮流
   [1] ロボット導入・活用は製造業の発想の転換を促す
   [2] 迫りくる少子高齢化時代: “労働力確保”としてのロボット活用

第3章 海外主要国のロボット産業・ロボット市場状況

 3-1 概況・近況

 3-2 北米・中南米
   [1] 米国
   [2] カナダ
   [3] メキシコ
   [4] ブラジル

 3-3 アジア/豪州
   [1] 日本
   [2] 中国
   [3] 韓国
   [4] 台湾
   [5] インド
   [6] シンガポール
   [7] タイ
   [8] オーストラリア

 3-4 欧州
   [1] 欧州概況
   [2] ドイツ
   [3] イタリア
   [4] フランス
   [5] イギリス
   [6] スペイン

 3-5 ロボットの国際標準化動向・安全認証体制
   [1] 国際標準化活動
   [2] 生活支援ロボット安全検証センターの取り組み
   [3] ロボットのリスクアセスメント
   [4] ロボット技術のデファクト標準を巡る動向

第4章 わが国のロボット産業促進政策

 4-1 概況・近況

 4-2 ロボット産業促進政策
   [1] 国際競争での生き残りのカギを握るロボット活用
   [2] 人口減対策としてのロボット活用

 4-3 ロボット産業育成策
   [1] 技術強化策
   [2] 体制強化策
   [3] 人材育成

 4-4 ロボット開発拠点の誘致状況

 4-5 日本推進施策・関連法令
   [1] 国の主な推進施策
   [2] 安全対策に関する規制緩和
   [3] ロボット化産業とソリューションビジネス

第5章 ロボット開発と産学官連携活動

 5-1 産学官連携によるロボットの研究開発支援・産業育成支援
   [1] ロボット開発で産学官連携が結集
   [2] 中小企業向けロボット開発支援の動き

 5-2 ロボット産業特区−動向解説
   [1] 神奈川県 「装着型ロボットを柱に据えた戦略特区事業の素案」
   [2] さがみロボット産業特区協議会

 5-3 実証実験
   [1] つくば市 「モビリティロボット実験特区」
   [2] 生活支援ロボット実証実験
   [3] 「ロボット介護推進プロジェクト」に関連した実証試験
   [4] 大阪圏の中小企業 次世代ロボット開発ネットワークRooBO
   [5] 神奈川県 ロボットの実証実験支援事業
   [6] 神戸市 「神戸RT(ロボットテクノロジー)構想」
   [7] デンマーク トリプルへリックス/デザイン・ドリブン・イノベーション
   [8] ドコモ/テムザック 「介護・医療のロボット実証試験(デンマーク)」

 5-4 各種公募事業
   [1] 福島県 「災害対応ロボット産業集積支援事業」

 5-5 補助金支援動向
   [1] 新潟県
   [2] その他

第6章 ロボット産業・ロボット工業市場動向

 6-1 ロボット市場概況

 6-6 中国で需要が拡大する産業用ロボット

 6-3 経済産業省/新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の調査報告

 6-4 ロボット産業に関する各種統計
   [1] 日本ロボット工業会
   [2] その他

 6-5 産業用ロボット市場
   [1] 国際ロボット連盟 「産業用ロボットに関する調査報告」
   [2] 経済産業省 「産業用ロボット市場に関する調査報告」

 6-6 中国で需要が拡大する産業用ロボット

第7章 ロボット工学の進歩・進展動向[1]

 7-1 グーグル本格参入で活気づくICT活用型先進ロボットの研究開発
   [1] スマートロボット/スマートロボティックスの潮流
   [2] スマートモビリティロボットとITS
   [3] カーロボティクス
   [4] クラウドとの結合で実現するロボットの進化形

 7-2 ロボット行動/対人間コミュニケーション科学の進歩
   [1] 感情のセンシングで格段の進歩を見せる人型ロボット

 7-3 ロボットオントロジー(存在学) −人の知性・感情に限りなく接近するロボット−
   [1] ロボットが仕事のパートナーになる時代
   [2] 技術とビジネスの総力を結集して実現する人工知能型ロボット

 7-4 生物工学・人口知能とロボット工学の結合
   [1] 先端・学際研究の拠点としてのロボット研究開発

   [2] 機械学習とロボット工学の進化
   [3] ディープラーニングとロボット工学の進化
   [4] 生物工学/生物エレクトロニクスとロボット工学の結合
   [5] 生物工学とロボット工学結合に力を入れる米国防総省
   [6] 脳研究とロボット工学の結合

 7-5 文化・行動進化の文脈で見た次世代ロボット
   [1] 「場の自己組織化」と次世代ロボット
   [2] インタレスト・アウェアネスと次世代ロボット

第8章 ロボット工学の進歩・進展動向[2]

 8-1 装着者の意志を反映する随意制御と自律制御ロボットの統合

 8-2 ロボット開発のプラットフォーム化

 8-3 相互運用性のあるロボットサービス開発に向けたコンソーシアム

 8-4 素材・繊維技術の進歩とロボット工学の結合
   [1] ITと素材・繊維技術の融合で実現する次世代ロボット

第9章 ロボットと知的所有権

 9-1 ロボット分野の特許出願で強みを保持する日本
   [1] ロボットの特許出願ランキング
   [2] 特許庁 「ロボット技術特許出願に関する調査報告」

 9-2 ロボット知財戦略

第9章 次世代ロボット開発の現状と課題

 9-1 国際的に注目を集める次世代ロボット用オープンソースミドルウエア
   [1] ロボット用オープンソースミドルウエア概説
   [2] ROSフレームワーク、ROSの開発状況
   [3] ROSによるロボット開発の利点
   [4] ROS実装事例
   [5] 研究用BaxterとROS
   [6] ROSプラットフォームが次世代ロボット開発に与える影響
   [7] 研究用BaxterとROS

 9-2 次世代ロボットのグランドデザイン、バックキャストによる施策動向
   [1] 次世代ロボット技術の開発推進・普及体制
   [2] バックキャストによる施策動向

第10章 産業用ロボットの現状と課題

 10-1 産業用ロボットの現状と課題
   [1] 概況・近況
   [2] 今後の課題・提言
   [3] 工場組み立て作業自動化に伴う産業用ロボットの需要動向
   [4] 進化を続ける産業用ロボット
   [5] 産業用ロボットも多能工の時代へ

 10-2 インダストリー4.0と次世代ロボット
   [1] ドイツ/産官学一体プロジェクト 「Industry(インダストリー)4.0」
   [2] インダストリー4.0のコンセプトを実現するための課題

 10-3 市場の状況と課題
   [1] ロボット産業の市場の変化と課題
   [2] 産業用ロボットの海外市場対応と課題
   [3] システムインテグレーションから見た課題

 10-4 各国の製造業とロボット産業の状況

第11章 フィールドロボットの現状と課題

 11-1 フィールドロボットの現状と課題
   [1] 概況・近況
   [2] 今後の課題と提言

 11-2 協調型フィールドロボットの現状・課題

 11-3 フィールドロボット開発・普及に向けた課題
   [1] 建設分野
   [2] 社会インフラ保全分野
   [3] プラント保全分野
   [4] 農業分野
   [6] 災害対応分野
   [7] 原子力施設保全分野

 11-4 フィールドロボットの新しい視点・新たなビジネスモデル
   [1] ロボット支援型新工法システム
   [2] 次世代バイオロボット
   [3] 物流ロボット

第12章 建設・土木ロボット

 12-1 土木・建設作業の自動化技術
   [1] 整地・掘削作業用ショベル技術

 12-2 建物解体事業/建物解体最新技術動向

 12-3 建設・土木向けフィールドロボット
   [1] ビル建設のロボット導入
   [2] インフラ点検・補修ロボット
   [3] 無人建設機械システム

 12-4 ボーリング(掘削)調査ロボット
   [1] 大規模再開発、老朽インフラ補修におけるロボット活用

 12-5 熟練層の慢性的不足で期待が高まる建設現場作業ロボット
   [1] 日本建設業連合会 建設現場作業ロボットに関する予測

 12-6 建設現場作業支援装着型ロボット
   [1] ロボット装着による建設現場作業支援

 12-7 建設現場用ロボットスーツ
   [1] 関心を集める建設現場用ロボットスーツの開発

第13章 インフラ点検ロボット

 13-1 急ピッチで進むインフラ点検用ロボットの技術開発
   [1] 深刻化する老朽インフラ点検で注目を集める補修・点検ロボット

 13-2 インフラ点検ロボット事例検証
   [1] 道路・トンネル点検支援
   [2] 送電線の不具合箇所特定
   [3] 下水道管の強度測定

 13-3 ガス漏れ検知ロボット
   [1] ガス漏れ位置探知ロボットチームの事例

第14章 危険作業代行/災害対応ロボット

 14-1 高機能化・多機能化する危険作業代行ロボット

 14-2 地上走行型災害対応ロボットの性能評価

 14-3 除染用ロボットの実用化

 14-4 拡張現実とウェアラブルデバイスを用いた被災者支援ロボット

第15章 サービスロボット産業の発展と産業イノベーション

 15-1 サービス主導型のロボット設計の重要性
   [1] サービス主導の重要性
   [2] システムインテグレータの果たす役割

 15-2 サービスロボット化の主な事業分類
   [1] 概況・近況
   [2] 研究・開発動向
   [3] 産業化推進施策動向
   [4] 今後の課題・提言

 15-3 サービスロボットの開発と産業イノベーション
   [1] サービス主導の共通基盤
   [2] クラウド適用の課題
   [3] サービス主導の事例
   [4] ロボット技術とITの融合によるサービス創出
   [5] IoT、ロボット、スマートシティの融合ソリューション

第16章 医療現場・手術支援ロボット

 16-1 ロボットによる医療行為・医療作業の代行
   [1] 活躍の舞台が広がる医療行為代行ロボット

 16-2 医療・介護ロボットの国際規格統一の動き
   [1] 日欧共同で進められる医療・介護ロボットの規格統一
   [2] 日本が強みを持つ医療用ロボット開発

 16-3 手術支援ロボット
   [1] 医療分野で顕著な技術イノベーション
   [2] 高度化する微細手術ロボットへの期待
   [3] 鏡内視鏡ロボットアームの実用化

 16-4 症候発生予防ロボット
   [1] 睡眠時無呼吸症候群予防ロボット

 16-5 医療機器品質マネジメントの認証

 16-6 医療・医薬分野に進出するロボット参入企業各社動向

第17章 介護支援ロボット

 17-1 ロボット技術によって変わる看護・介護労働/ケア

 17-2 起立・歩行支援ロボット
   [1] 起立・自立・歩行支援ロボット
   [2] 自立支援ロボットアーム

 17-3 ベッド型介護ロボット

 17-4 リハビリテーション支援ロボット

第18章 家事支援・掃除支援ロボット

 18-1 業務用掃除ロボットの開発・製品化最新動向
   [1] 業務用掃除ロボット

 18-2 日本の掃除文化に浸透する床拭き掃除ロボット

 18-3 床拭き掃除ロボットの開発・製品化最新動向
   [1] アイロボット 床拭き掃除ロボット「ブラーバ380j」
   [2] その他

 18-4 ロボット掃除機
   [1] 機能を競いあうロボット掃除機
   [2] ロボ掃除機の新機能

第19章 教育支援・玩具ロボット

 19-1 教育支援ロボット

 19-2 人工知能と結合する教育支援ロボット

 19-3 ロボット玩具
   [1] 犬型ロボット玩具
   [2] その他

第20章 ヒト型ロボット

 20-1 ヒト型ロボットの開発・製品化最新動向
   [1] ソフトバンク 人工知能志向のヒト型ロボ「ペッパー」
   [2] 東芝 「コミュニケーションアンドロイド」
   [3] スピーシーズ 「ヒト型ロボットシステム」

第21章 家電・インテリア型ロボット

 21-1 インテリア最適配置/家電自動配置ロボット
   [1] 人の動きに合わせてインテリアを移動・配置するロボット

 21-2 各種スタンドロボット

第22章 ロボット教育・ロボット産業の人材育成

 22-1 教育におけるロボットの意義・必要性
   [1] ロボット教育を取りまく状況
   [2] ロボット教育の意義と必要性
   [3] ロボット教育市場
   [4] ロボット教育の将来展望

 22-2 ロボットを使った高度医療を主導できる人材の育成

 22-3 次世代ロボット開発とデータサイエンティストに対する需要増大

第23章 参入企業動向(海外)

 23-1 華碩電脳(エイスース)
 23-2 鴻海精密工業
 23-3 その他

第24章 参入企業動向(国内)

 24-1 ファナック
 24-2 川崎重工業
 24-3 ナブテスコ
 24-4 菊池製作所
 24-5 トヨタ自動車
 24-6 ホンダ
 24-7 サイバーダイン
 24-8 ミネベア
 24-9 ユーシン精機
 24-10 アスカ
 24-11 安川電機
 24-12 日本電産
 24-13 大和ハウス工業
 24-14 イマジカ・ロボットホールディングス
 24-15 サンワテクノス
 24-16 ワイ・イー・データ
 24-17 ユーシン精機
 24-18 ダイヘン
 24-19 中央可鍛工業
 24-20 鈴茂器工
 24-21 ソフトバンク
 24-22 セーラー万年筆
 24-23 パナソニック
 24-24 シャープ
 24-25 大和ハウス
 24-26 ハーモニック
 24-27 旭化成
 24-28 アマダ
 24-29 ヤマダ
 24-30 キヤノン

第25章 ロボット関連の学会、業界団体、コンソーシアム

 25-1 アイ・ローボ・ネットワーク・フォーラム

 25-2 ロボットコンテスト/ロボット競技大会

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