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レポートナンバー 0000000116

2003年版 抗体医薬品開発とビジネス展開の今後の方向性

株式会社シード・プランニング

-国内外ベンチャー企業情報-

創薬、関連技術開発の新規開拓・戦略策定のための基礎資料

発刊日 2003/07/01

言語日本語

体裁A4/350ページ

ライセンス/価格350ページ

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A4版 198,000 円(税込)

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ポイント

注目の抗体医薬はゲノム医薬の本命となるか?
国内の抗体医薬開発とビジネス・市場展開の最新動向を捉える
抗体医薬開発・製造で有望な欧米のベンチャー企業とその特長は?

レポート概要

21世紀に入りポストゲノム時代を迎え、タンパク質の構造・機能解析の進展を元に、テーラーメイド医療に向けた分子標的治療の一つとして、抗体医薬品が注目されています。 1980年代に抗原性のため医薬品としての開発が断念されたモノクローナル抗体が、分子生物学的研究の進展により問題点が克服されたことで、再び大きな期待を集めています。1990年代末から2000年代にかけて世界でモノクローナル抗体医薬が次々と上市されました。

日本でも2001年に「ハーセプチン」、「リツキサン」などが発売され、好調な売上を奏したことから、ビジネスの観点からも抗体医薬に対する期待が急速に高まっており、研究開発・設備投資に積極的な企業が増加しつつあります。2002年の治療用抗体医薬品市場の伸びは新薬の発売もあり前年から大幅に増加し、約80億円の売上を達成しました。

今後の展開としては、適応疾患の拡大、生産面での改良や、さまざまな機能を付加した次世代型抗体医薬の登場などが注目されています。また、課題として製造施設の不足や生産・特許ロイヤリティ等のコスト面、高分子医薬であるため品質管理の難しさ、予期せぬ副作用の危険性等があり、それをどのように克服していくかについても重要な鍵となります。

本調査は、「薬効の差別化」、「開発技術の権利化」などビジネス展開にあたって戦略作り、ネットワーク作りが強く求められる中で、わが国における抗体医薬品開発の実態・展望を網羅的に把握し、また、欧米のベンチャー企業による関連技術の研究動向から近未来の方向性を探ることを目的としています。

製薬、研究機器開発の戦略策定に活用していただける有用な情報を収集し、わが国におけるバイオ産業支援の一助として役立てていただけるよう努力いたします。

レポート詳細

調査対象品目

抗体医薬品開発とビジネス展開

調査対象企業

1.日本の抗体医薬関連企業と外資系企業
■医薬品開発
中外製薬、キリンビール、協和発酵、化学及血清療法研究所、バイオジェン・ジャパン
■生産 受託
パシフィックバイオロジックス、旭硝子、ダイオシンス・バイオテクノロジー(Akzo Nobel Pharma Group)
■そ の 他
トランスジェニック、ハンティンドンライフサイエンス

2.欧米の抗体医薬関連企業
■医薬品開発
Genentech、Genmab、MedImmune
■シーズ探索
Applied Molecular Evolution、Human Genome Sciences、Millennium Pharmaceutical、 Xenerex Biosciences
■抗体 作製
Cambridge Antibody Technology Group、ImmunoGen、Protein Design Labs、Seattle Genetics
■生産 技術
Abgenix、Centocor、Epicyte Pharmaceuticals
■生産 受託
Abbott Bioresearch Center, Abbott Laboratories、Baxter BioScience Business,Baxter International、 Lonza Biologics

目次


I .調査結果のまとめと考察
  1. 国内の現状と展望
    総括
    (1) 抗体医薬活況の背景
    (2) 抗体医薬の課題
    (3) ターゲット疾患の戦略
    (4) 抗体医薬と低分子化合物
    (5) 今後10年の可能性について
    (6) 開発プロセス
    (7) 次世代抗体の方向性
    (8) 抗体医薬の生産技術
    (9) 生産受託と自社生産
    (10) 抗体医薬に関わる特許について
    (11) 抗体医薬開発と共同研究・アウトソーシング
  2. 欧米の現状と展望(Gallasus,Inc.) 抗体医薬のポイント
    (1) 抗体医薬ブーム
    (2) 抗体医薬市場の規模と将来
    (3) 課題と解決の方向性
    (4) ターゲット疾患の現状と今後の可能性
    (5) 抗体医薬の特許状況
    (6) 抗体医薬の生産事情
    (7) 次世代抗体の方向性

II.面接調査の結果
  1. 現状と展望
    (1) 抗体医薬が注目される背景
    (2) 抗体医薬開発の課題と解決の方向性
    (3) 適応疾患の現況と今後の可能性
    (4) 抗体医薬と低分子化合物
    (5) 抗体医薬市場の10年後の展望
  2. 研究・開発
    (1) シーズ探索・抗原同定
    (2) 抗体作製技術
    (3) 次世代抗体の方向性
  3. 生産
    (1) 抗体医薬の生産技術の動向
    (2) 生産受託と自社生産のメリット・デメリット
  4. 特許・提携/共同研究
    (1) 抗体医薬に関わる特許について
    (2) 抗体医薬開発と共同研究の必要性
    (3) 抗体医薬に関わる注目企業

III.治験薬開発動向一覧(国内・海外)
  1. 国内の抗体医薬関連企業
    (1) 医薬品開発 中外製薬
    (2) 生産受託
    (3) その他
    抗体医薬関連ベンチャー企業一覧
  2. 欧米の抗体医薬関連企業(Gallasus,Inc.) 企業リストについて
    (1) 医薬品開発
    (2) シーズ探索・抗原同定
    (3) 抗体作製
    (4) 抗体生産技術
    (5) 生産受託
    抗体医薬関連ベンチャー企業一覧
※調査企業につきましては「主な調査対象企業」の項をご参照下さい。

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