レポート概要

• 上場医薬品企業の2015年度の売上・伸び率・研究開発費のランキングを掲載
• 売上高が1000億円を超えた企業は20社、伸び率が20％を超えた企業は36社
• 売上高研究開発費率が10％を超えた企業は5社にとどまり半数企業は4％以下
• 上海証券取引所に上場している企業の「医薬品の研究開発状況」を表でまとめ
• 上場企業の「近年の売上高・伸び率」と「職種別の構成割合」をグラフで示す
• 上場企業は三大経済エリア（環渤海経済圏、長江デルタ・珠海三角州）に集中

本調査は、上海証券取引所及び深圳証券取引所に上場している各医薬品企業が公開している「2015年度報告書」をもとに集計したものです。それによると、上場医薬品企業（調査対象127社）の2015年度総売上高は前年度より8.5％増の7兆1757億円で、1社当たり平均売上は565億円となり、前年度の521億円から大きく上昇しました。総売上高は2010年度と比べて97.6％も増加しており、わずか5年間で2倍に拡大しています。中国医薬品市場の好調ぶりを改めて示しています。

報告書では、①会社の概要、②主な製品、③売上高・伸び率の年次推移、④経営費・粗利率、⑤研究開発状況及び費用、⑦社員数及び構成割合――などを集計しており、1社を2ページ（見開き）で分かりやすく簡潔にまとめています。

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