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レポートナンバー 0000000208

成人気管支喘息治療の実態と今後の方向性に関する調査

株式会社シード・プランニング

第一編

定性調査(専門医・一般医調査)編

発刊日 2004/09/07

言語日本語

体裁A4

ライセンス/価格

0000000208

A4版 990,000 円(税込)

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ポイント

ガイドラインの普及により治療はどう変化したか
現在の治療法は
欧米に較べて吸入ステロイド普及していない理由は

レポート概要

1999年に「喘息治療」に関する調査資料を発刊しましたが、その後、喘息治療に関する各種ガイドラインが発表され、喘息治療の方針がいっそう明確になってきました。また、長期作用型吸入β2刺激薬や、代替フロン製品などの新製品も上市されてきました。

こうした状況によって、治療に対する考え方、治療薬の使い方、治療上の問題点も変化していると思われます。

そこで、喘息治療の現状を把握し、市場の分析、新薬開発に有用な情報を収集すべく、調査を実施いたしました。

レポート詳細

調査のポイント

【ガイドライン】
  • この数年間に各種ガイドラインとその改訂版が発表された。
    ◆『喘息管理ガイドライン(1995年改訂)』
        (1995年、1998年、2003年改訂)
    ◆『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン』
    ◆『GINA』(2002年)
  • 吸入ステロイド剤を主とし、ピークフローメーターによる管理を推奨。
  • ガイドラインの普及度は。
  • ピークフローメーター、段階別治療、吸入ステロイドの実施状況は。
  • ガイドライン発表による治療法の変化は。
  • 実際の治療状況は。
  • 専門医と一般医の違いは。

【吸入ステロイドの普及】
  • 日本では吸入ステロイド剤型よりも、ロイコトリエン拮抗剤、β2刺激薬など、他の治療薬がよく使われている。
  • その理由は。
  • 患者の意識と医師の意識は。
  • 吸入ステロイド剤普及による治療法への影響は。
  • 吸入ステロイド剤普及に応じて、製品戦略・販売戦略をどのように立てるべきか。

【コンプライアンスと望ましい薬】
  • 喘息治療では患者が「服薬法を遵守しない」「患者が受診しなくなる」ことが問題。
  • それらの頻度は。
  • 患者教育との関係。
  • 剤型・デバイスの工夫でコンプライアンスは向上するか。

【合剤の使用意向】
  • 吸入ステロイド剤と気管支拡張剤の合剤に対し、専門医は関心が高い。
  • 一般医は関心が低い?
  • どのような医師が合剤を使用するか。
  • 合剤の採用による他の治療薬使用への影響は。

【経済的問題】
  • 国立・県立病院でジェネリック使用の方針が出されてきた。
  • 喘息治療が包括化されるなら、ジェネリックを使う可能性が考えられる。
  • 喘息治療でのジェネリック使用に対する医師の考えは。
  • 今後の使用意向は。
  • 包括化の場合の使用意向は。

以上の点を明らかにするため、定性的、定量的両方面から調査を実施。
第一編では喘息専門医・内科医・開業医に対する深層面接調査、
第二編では全国の呼吸器科・内科系医師に対する郵送調査を実施。

また、喘息患者の治療に対する取り組み、治療に対する意見・要望などを調べるために、第三編として患者調査も計画しています。

調査対象

分類
調査対象
調査数
喘息専門医 大学、大病院(300床以上)の専門医
(喘息・アレルギー・呼吸器)
20名
内科医師 内科・呼吸器科系の病院勤務医師
20名
開業医 内科・呼吸器科系の開業医
20名

調査方法

訪問面接調査 (デプス)

調査項目

■市場編
  • 将来患者数の予想
  • 主要開発製品
  • 喘息専門医のいる医療施設

■第一編:専門医・一般医へのデプス調査

1) 患者数
  • 年齢別、重症度別、合併症別
  • 既往歴の割合

2) ガイドライン
  • ガイドラインの参考度
  • ガイドラインによる治療法への影響

3) 診断・検査
  • ピークフローメーター・喘息日誌
  • 患者指導の担当者

4) 治療
  • 治療法・治療薬の実施割合
  • 発作治療薬と使い方、長期管理薬の使い方
  • 長期管理薬における剤型の使い分け
  • 治療薬切替えの要因
  • 難治性喘息の治療法、酸素療法

5) 治療薬の評価
  • 主要薬効についての評価
  • 代替フロン使用吸入剤についての評価
  • 非使用製品についての非使用理由
  • 吸入ステロイドの使用が日本では少ない理由

6) 今後の治療薬の使用予想
  • 過去5年間における使用薬の変化
  • 今後使用量が減る治療薬
  • 今後使用量が増える治療薬
  • 剤型に関する要望
  • 新しい吸入ステロイドの使用意向
  • 合剤の使用意向、問題点、使用対象
  • 他剤への影響、合剤と他剤の使用割合

7) コンプライアンス
  • 通院しなくなる患者
  • 服薬コンプライアンスが悪いケース

8) ジェネリック
  • 喘息治療におけるジェネリック使用の問題点
  • ジェネリック使用意向
  • 喘息治療包括化の場合の使用治療薬

9) 新薬の開発
  • 望ましい開発品
  • 小児用に望ましい治療薬
  • 望ましい剤型
  • 吸入ステロイドに対する要望

10) 新製品の使用条件

目次

I.調査概要

II.調査結果の要約

III.調査結果
(1)患者数
  1. 年齢別患者数
  2. 重症度別患者数
  3. 合併症患者数
  4. 既往歴の割合

(2)ガイドライン
  1. ガイドラインの参考度/
    ガイドラインによる治療法への影響

(3)検査・患者指導
  1. ピークフローメーター・喘息日誌
  2. 患者指導の担当者

(4)治 療
  1. 治療法・治療薬の実施患者数
    1.1.使用薬
    1.2.治療法・治療薬の実施患者数
  2. 発作治療薬と使い方
  3. 長期管理薬の使い方
  4. 長期管理薬における剤型の使い分け
    4.1.長期管理薬全般における使い分け
    4.2.長時間作用性β2刺激薬における使い分け
    4.3.吸入ステロイドにおけるMDIとDPIの使い分け
    4.4.テオフィリン、ロイコトリエン拮抗剤の使用目的
    (抗炎症作用)
  5. 治療薬切替えの要因
  6. 難治性喘息の治療法
  7. 酸素療法

(5)治療薬の評価
  1. 主要薬効についての評価
  2. 代替フロン使用吸入剤についての評価
  3. 非使用製品についての非使用理由
  4. 吸入ステロイドの使用が日本では少ない理由

(6)今後の治療薬の使用予想
  1. 過去5年間における使用薬の変化
  2. 今後使用量が減る治療薬
  3. 今後使用量が増える治療薬
  4. 剤型に関する要望
  5. 吸入ステロイド
    5.1.吸入ステロイドの使用意向とその条件
    5.2.新しい吸入ステロイドの使用意向
  6. 吸入ステロイドとβ2刺激薬の合剤
    6.1.合剤の使用意向
    6.2.合剤の問題点
    6.3.合剤の使用対象
    6.4.合剤使用による他剤への影響
    6.5.合剤採用後の、合剤と他剤の使用割合

(7)コンプライアンス
  1. 通院しなくなる患者の割合
  2. 脱落患者に対するフォロー
  3. 服薬コンプライアンスが悪いケース
  4. 服薬コンプライアンスが悪いケースに対する対処

(8)ジェネリック
  1. 喘息治療におけるジェネリック使用の問題点
  2. ジェネリック使用意向
  3. 喘息治療包括化の場合の使用治療薬

(9)新薬の開発
  1. 望ましい開発品
  2. 小児用に望ましい治療薬
  3. 望ましい剤型
  4. 吸入ステロイドに対する要望
  5. 開発品の認知

(10)新製品の使用条件
  1. 製品採用に影響する要因
  2. 製品採用にとって重要な情報

IV.市場編
  1. 将来患者数の予想
  2. 喘息専門治療の医療施設
  3. 参考資料

V.添付資料(調査票)

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