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レポートナンバー 0000035814

2023年版 次世代住宅市場・技術の実態と将来展望

株式会社日本エコノミックセンター

― 脱炭素社会関連レポート〜 スマートハウス市場実態/予測・技術・関連機器―

市場予測・将来展望シリーズ〜 Smart House 編

発刊日 2023/07/07

言語日本語

体裁B5/A4/200ページ

ライセンス/価格200ページ

0000035814

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レポート概要

2030 年までに標準的な新築住宅は ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)に向かいます。既存住宅の省エネルギー化リフォームは、現在の 2 倍程度にすることが目標として掲げられています。さらに、30 年には住宅・建築物の省エネ性能の確保が法で義務付けられるようになります。政府の住宅政策では、低炭素社会の実現に向けた住宅・建築物の取組みが着々と進んでいます。総合的な省エネ住宅評価基準の見直しです。

またスマート住宅(ハウス)は、太陽光発電システムや家庭用燃料電池システム(エネファーム)で電気を作り、家庭用蓄電池・電気自動車・プラグインハイブリッド車で電気を蓄電、家庭用エネルギー管理システムによって住宅で消費するエネルギーを効率的に管理・制御する住宅のことです。エネルギーを自分で作って上手に使用する、いわばエネルギーの自給自足を目指した住宅を指しています。

また、地域のエネルギーをスマートメーター(通信機能付き電力量計)で介した IT 技術で上手にコントロールするスマートグリッド(次世代電力網)を構成する最小単位ともいわれています。

この流れは住宅の作り手側にとっても大きな影響をもたらします。建材などの生産体制、新技術開発、中小工務店などの対策について、国は支援をより強化する流れに進んでいます。今後は、次世代環境配慮型住宅のスマートハウスが、市場の注目を集めていくものと見られます。

本レポートの第Ⅰ章ではスマートハウス(住宅)や ZEH ハウスの国内市場(日系メーカー)推移予測・シェアなどを掲載しています。第Ⅱ章では、HEMS(ヘムス)市場などの世界/国内市場の推移予測・補助対象機器などを載せています。第Ⅲ章では、スマート住宅関連市場の動向と展望について述べています。第Ⅳ章では、家庭用エネルギーについて掲載しています、また第V章では 2020~24 年度までのスマート住宅関連メーカー取扱製品、出荷金額推移予測、動向などについて編集されています。

レポート詳細

目次

第Ⅰ章 スマートハウス市場の動向と展望
 1. スマートハウス市場の動向と実態
  (1) スマートハウスの背景と定義
  (2) スマートハウスの機能を活用
  (3) スマートハウス内のシステム構成
  (4) スマートハウスの参入企業状況
   ⑥スマートハウス世界/国内市場推移・予測(2011~40 年度)
   ⑦スマートハウス地域別市場推移・予測(2011~40 年度)
   ⑧スマートハウス地域別構成比率(金額ベース)
   ⑨スマートハウスメーカー国内シェア(戸数ベース)
   ⑩新設戸建住宅戸数推移・予測(2005~20 年度)
   ⑪戸建て住宅国内販売シェア(戸数ベース)
   ⑫スマートハウス関連市場別推移・予測(2011~40 年度)
   ⑬スマートハウス関連市場別構成比率(金額ベース)
 2. ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)の動向
  (1) ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの概要
  (2) ZEH を取り巻く現状について
  (3) ZEH・ZEB ロードマップ
  (4) ZEH・ZEB 般公募について
  (5) ZEH 支援事業一般公募について
  (6) ZEH ビルダー/プランナーの動向
  (7) 高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業
  (8) 住宅省エネリノベーション促進事業費補助金
  (9) ZEB 実証事業について(経済産業省)
  (10) IoT 技術等を活用した次世代住宅懇談会
   ①ZEH 市場推移・予測(2015~40 年度)
   ②ZEH・新築戸建推移・予測(2015~40 年度)
   ③タイプ別 ZEH 市場推移・予測(2015~40 年度)
   ④ZEH ハウスメーカー国内シェア(戸数ベース)
   ⑤ZEB 市場推移・予測(2015~40 年度)
   ⑥IoT 住宅市場推移・予測(2015~40 年度)
  (5) スマートハウスの動向と製品例
 3. スマートハウス・ZEH 関連市場の動向と展望
  (1) 省エネ家電・設備の概要について
  (2) 省エネ機器・設備の動向について
  (3) 住宅用太陽光発電の動向と展望
   ①住宅用太陽光発電市場推移・予測(2005~40 年度)
   ②住宅用太陽光発電市場国内シェア(戸数ベース)
   ③オール電化住宅市場推移・予測(2011~40 年度)
   ④太陽光発電+オール電化住宅市場推移・予測(2011~40 年度)
  (4) 家庭用蓄電池の動向と展望
   ①家庭用蓄電池市場推移・予測(2011~40 年度)
   ②家庭用蓄電池メーカー国内シェア(金額ベース)
   ③家庭用蓄電池メーカー別出荷金額予測(2015~40 年度)
   ④家庭用燃料電池市場推移・予測(2005~30 年度)
   ⑤家庭用燃料電池国内市場シェア(台数ベース)
  (5) スマートメーターの国内動向と展望
   ①スマートメーター国内市場推移・予測(台数)2011~30 年度
   ②スマートメーター国内メーカーシェア(台数ベース)
  (6) 電気自動車関連機器の動向と展望
   ①V2G・V2H 世界/国内市場予測(2015~40 年度)
   ②EV・PHV 充電器世界/国内市場推移予測(2011~40 年度)
 4. LED 照明市場の動向と展望
  (1) LED 照明市場概況と動向
   ①LED 照明器具/照明器具国内市場予測(2008~20 年度)
   ②LED 照明器具メーカー国内シェア(金額ベース)
 5. スマート白物家電の動向と展望
  (1) スマート白物家電の概要と動向
  (2) スマートエアコンの概要と動向
  (3) スマート白物家電メーカーの動向
  (4) エコーネットコンソーシアム(エコーネットライン)
   ①白物家電世界市場推移・予測(2008~20 年)
   ②白物家電地域別構成比率(台数ベース)
 6. エコキュート・クッキングヒーターの動向と展望
  (1) エコキュート市場の動向と展望(2008~40 年度)
   ・エコキュート国内市場推移・予測/シェア
  (2) IH クッキングヒーター市場の動向と展望(2008~40 年度)
   ・IH クッキングヒーター国内市場推移・予測/シェア
  (3) エコジョーズの動向と展望
  (4) スマート住宅関連機器の動向と展望
  (5) 建築用断熱材の動向と展望
 7. 住宅用分電盤の動向と展望
  (1) 住宅用分電盤の概要と動向
  (2) スマートコスモ(住宅分電盤)の動向

第Ⅱ章 HEMS(ヘムス)市場の動向と展望
 1. HEMS・BEMS・CEMS の市場概況と動向
  (1) HEMS(Home Energy Management System)の概要と動向
  (2) BEMS(Bullding Energy Management System)の概要と動向
  (3) HEMS・BEMS・FEMS・CEMS の無線化
  (4) HEMS アライアンス(共同検討体制)
  (5) HEMS 世界/国内市場推移予測・シェア
   ①HEMS 世界/国内市場推移・予測(台数)(2011~40 年度)
   ②HEMS 世界/国内市場推移・予測(金額)(2011~40 年度)
   ③HEMS 地域別市場推移・予測(台数)(2011~40 年度)
   ④HEMS 地域別市場推移・予測(金額)(2011~40 年度)
   ⑤HEMS 国内市場推移・予測(台数)(2011~40 年度)
   ⑥HEMS 国内市場推移・予測(金額)(2011~40 年度)
   ⑦HEMS 国内メーカーシェア(台数)(2020~21 年度)
   ⑧HEMS 国内メーカーシェア(金額)(2020~21 年度)
   ⑨HEMS メーカー別市場推移・予測(台数)(2013~24 年度)
   ⑩HEMS メーカー別市場推移・予測(金額)(2013~24 年度)
   ⑪HEMS・BEMS・CEMS 別国内市場推移・予測(台数ベース)
   ⑫HEMS・BEMS・CEMS 別国内市場推移・予測(金額ベース)
 2. HEMS 用デバイスの動向
  (1) HEMS 用デバイスの概要と動向
  (2) 回路部品・デバイスの概要と動向
  (3) 高周波部品・デバイスの概要と動向
  (4) 電解コンデンサ市場の動向と展望
  (5) チップ抵抗器の市場の動向と展望
  (6) インダクタの市場の動向と展望
  (7) 水晶発振子の市場の動向と展望
 3. HEMS 主要製品の概要と仕様
  (1) エネゲート 株式会社
  (2) 東芝ライテック 株式会社
  (3) 東日本電信電話株式会社
  (4) パナソニック 株式会社
  (5) マクセル 株式会社
  (6) 三菱電機 株式会社
   【参 考】環境共創イニシアチブ(SII)
   【参 考】HEMS 機器導入支援事業
   【参 考】BEMS アグリゲータ名称一覧
   【参 考】HEMS 導入事業に係わる補助対象機器一覧

第Ⅲ章 スマートハウス関連市場の動向と展望
 1. 世界スマートコミュニティの現状と動向
  (1) スマートコミュニティ構想の概要
  (2) 世界のスマートコミュニティ概要
   ①スマートコミュニティ世界市場推移・予測(2013~40 年度)
   ②スマートコミュニティ世界市場(構成市場)推移・予測
   ③スマートコミュニティ地域別市場推移・予測(拠点ベース)
   ④スマートコミュニティ地域別市場推移・予測(金額ベース)
  (3) 水ビジネスの動向と展望(世界・国内)
   ①スマートコミュニティ国内市場推移・予測(2013~40 年度)
   ②スマートコミュニティ国内市場(構成市場)推移・予測
 2. 国内スマートコミュニティの展開
  (1) スマートコミュニティヘの構築
  (2) Tsunashima サスティナブル・スマートタウン
  (3) 経済的な動議つけ(インセンティブ)
  (4) 新しいビジネスの可能性
  (5) 今後の実証事業の進め方
  (6) 実証試験を契機とした今後
  (7) 海外への展開について
  (8) 国際標準の動きについて
  (9) スマートグリッドとマイクログリッド
  (10) スマートハウスとの関係
  (11) ロボットと共存できる地域社会

第Ⅳ章 家庭用エネルギー市場の動向と展望
 1.電力小売自由化の背景と動向
  (1) 電力小売自由化の背景
  (2) 電気事業の概要について
  (3) 電力小売自由化の関連動向
  (4) 電力自由化ビジネスの動向
 2.電力自由化市場の概況と動向
  (1) 電力自由化と発電事業
  (2) 電力小売り自由化の効果
   ①新電力販売量推移・予測(2004~25 年度)
   ②新電力販売量シェア(電力ベ-ス)
   ③需要電力量と電気事業者販売量(2005~25 年度)
   ④新電力販売量・販売額推移/予測(2014~25 年度)
 3.ガス小売自由化の背景と動向
  (1) ガス小売自由化の背景
  (2) ガス事業の概要について
  (3) ガス小売自由化の関連動向
  (4) 家庭用エネルギーの今後
   ①都市ガス販売量推移・予測(2006~25 年度)
   ②用途別都市ガス販売量推移・予測(2006~25 年度)
   ②都市ガス顧客別シェア(用途別・地域別)

第Ⅴ章 スマートハウス関連企業の動向と展望
 1. スマートハウス関連企業の動向
  (1) 旭化成ホームズ株式会社
  (2) 大崎電気工業株式会社
  (3) サンヨーホームズ株式会社
  (4) 住友林業株式会社
  (5) 積水ハウス株式会社
  (6) 大和ハウス工業株式会社
  (7) 株式会社 東芝
  (8) トヨタホーム株式会社
  (9) ニチコン株式会社
  (10) 日本電気株式会社
  (11) パナソニック株式会社
  (12) パナソニックホームズ株式会社
  (13) 富士通株式会社
  (14) ミサワホーム株式会社
  (15) 三井ホーム株式会社
  (16) 三菱電機株式会社
  (17) 株式会社LIXIL
   【参 考】スマートハウス関連略語リスト
   【参 考】スマートコミュニティ・アライアンス
   【参 考】スマートハウス情報活用基盤整備フォーラム
 2.スマートハウス関連企業の戦略(表)

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