変形性膝関節症、変形性股関節症治療の実施状況を訪問面接調査と郵送アンケート調査により把握する

肩関節周囲炎治療の実施状況を訪問面接調査により明らかにする

調査目的

変形性関節症ならびに肩関節周囲炎治療の実施状況の把握

変形性関節症ならびに肩関節周囲炎治療薬の選択基準と評価を明らかにする

調査項目

1. 患者について
2. 各治療法の実施状況
3. 治療薬の使用状況
4. 治療薬の評価
5. 今後期待される治療薬

※主に、変形性膝関節症・変形性股関節症・肩関節周囲炎について調査した。

調査方法

訪問面接調査(約1時間)および郵送アンケート調査

調査期間

2005年2月9日〜2005年3月10日

調査対象

■対象医師

・訪問面接調査; 整形外科 20件 (助教授・講師・部長・副部長・医長)

・郵送アンケート調査; 整形外科200件(hp 100件、gp 100件)

■主な対象治療薬
ヒアルロン酸ナトリウム、非ステロイド抗炎症薬、外用薬、ステロイド、局所麻酔薬

目次概要

■訪問面接調査

1. 対象医師における患者数:
   発症部位別割合、病期別割合
2. OAの成因についての見解
3. 診断基準:
   確定診断と実施検査項目、診断における問題点、重症度の基準
4. 治療法実施割合:
   薬物療法・理学療法・人工関節置換術・骨切り術・関節鏡視下手術
5. 治療薬の選択基準として重視する項目:
   病期別重要度
6. 治療薬の使用状況:
   使用薬剤、使用割合、投与対象、位置付け、投与方法、
   投与期間、期待する効果、選択理由、病期別使用薬剤など
7. 治療薬の評価:
   評価、問題点、問題点の対処方法、病期別満足度評価
8. 治療薬の効果判定基準:
   臨床における効果判定基準、問題点、
   臨床試験における効果判定基準、問題点
9. 今後期待される治療法および治療薬、注目している治験薬

■郵送アンケート調査

1. 対象医師における患者数:
   発症部位別、病期別、原因別、性別、年齢別、
   来院前に受診していた診療科別患者割合
2. 治療法実施割合:
   薬物療法・理学療法・人工関節置換術・骨切り術・関節鏡視下手術
3. 治療薬の使用状況:
   使用薬剤、使用割合、期待する効果
4. 治療薬の満足度評価:
   効果・安全性・服薬コンプライアンス・価格の満足度
5. 今後のOA治療薬に対する期待度