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Sleep and Sleep Science II
眠りの科学とその応用 II
- ポイント
- 大きな反響を呼んだ前書から4年、待望の第2弾がついに発行!
- 前書の内容を拡充し、最新の睡眠研究を徹底解説!
- 良質な眠りを得るための手段・商品開発のヒントがここに!
【刊行にあたって】
我々は一生の約3分の1にあたる時間を眠りに費やしている。睡眠覚醒のサーカディアンリズムは体内時計により調節され、昼間に活動し、夜間に眠る。しかし、この眠りのリズムが何らかの原因で阻害されると、夜間に十分な睡眠が確保できない状態や、昼間に正常な覚醒維持が困難となる睡眠問題が生じてくる。睡眠は単に脳が活動を停止しているのではなく、記憶の整理、脳の修復、ホルモン分泌、免疫力回復など積極的に機能している。ヒトは動物の中で最も大脳が発達しており、高次の脳機能を発揮するが、脳の機能回復に睡眠が重要な役割を担っている。
現代は不眠時代とも言われ、1996年の報告では、日本国民の5人に1人が睡眠に関する悩みを持っていることが明らかにされ、睡眠問題は大きな社会的関心事となっている。世界経済のグローバル化、シフトワークなどによる24時間社会では、社会的ストレスの増加、老化、精神疾患などと関連した睡眠問題が注目されている。睡眠不足社会が抱える問題に、居眠りによる産業事故や交通事故による膨大な経済的損失が深刻な問題となっている。1993年の米国の睡眠障害調査研究委員会報告書によれば睡眠障害や睡眠不足により引き起こされる事故の経済的損失は年間5兆円にものぼると推定されており、睡眠障害の予防で節約できる医療費は1.6兆円とされている。睡眠が不足することにより様々な問題が生じてくる。特に注目されている閉塞型睡眠時無呼吸症候群は日中の耐え難い眠りが主な症状で、公共交通機関の運転士の有病率に関心が持たれている。また、生活習慣病やうつ病が睡眠と大きく関わることが知られているが、睡眠と肥満の関連についても報告されている。睡眠問題の克服は現代社会の大きなテーマでもある。
本書では、第Ⅰ篇で睡眠覚醒のメカニズムについて、第Ⅱ編では年齢差、男女差などを含めた睡眠の現状について解説した。第Ⅲ編では最新の睡眠測定・解析技術について、第Ⅳ編では臨床睡眠医学で診断される種々の睡眠障害と、その治療技術例について解説した。第Ⅴ編では臨床睡眠医学で処方される睡眠薬の種類、さらに新規薬剤の開発状況とその開発ツールである睡眠効果の評価法について解説した。第Ⅵ編では機能性食品の睡眠に対する役割、第Ⅶ編では寝具を中心とした眠る環境について解説した。現代における睡眠問題の改善を目指した早期診断技術や新規治療法の開発の現状について、本書では出来るだけ詳しく解説したつもりである。また、日常の快適な睡眠を確保するための技術についても、医療の面からだけではなく、機能性食品の効果的な利用方法の提案や睡眠環境の整備についても述べた。
本書は2007年7月に刊行した「眠りの科学とその応用」の改訂版として大幅な改訂を行い、さらに内容の充実を試みた。本書を通じて、現代社会で提起されている睡眠の諸問題が正しく理解されることを期待している。また、睡眠問題を様々な角度から改善し、良質な睡眠を確保しようとする研究開発に本書がいくらかでも貢献できることを願っている。
2011年12月16日
本多和樹
監修
本多和樹
著者一覧
| 本多和樹 | ハムリー(株) 筑波研究センター 睡眠科学研究所 所長;東京医科歯科大学 医学部 保健衛生学科 臨床教授 |
| 児玉 亨 | (財)東京都医学総合研究所 生理心理教室 室長・副参事研究員 |
| 西多昌規 | 自治医科大学 精神医学教室 講師 |
| 長谷川毅 | 草加市立病院 小児科 部長 |
| 福田一彦 | 江戸川大学 社会学部 人間心理学科 教授 |
| 松浦雅人 | 東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科 生命機能情報解析学分野 教授 |
| 高橋正也 | (独)労働安全衛生総合研究所 作業条件適応研究グループ 上席研究員 |
| 内田 直 | 早稲田大学 スポーツ科学学術院 教授 |
| 香坂雅子 | 石金病院 副院長 |
| 八木朝子 | 太田総合病院記念研究所附属診療所 太田睡眠科学センター 技師長 |
| 有竹清夏 | 東京医科大学 睡眠学講座;日本学術振興会 特別研究員 |
| 榎本みのり | (独)国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 精神生理研究部 流動研究員 |
| 山本拓郎 | ソニー(株) 先端マテリアル研究所 ライフサイエンス研究部 シニアリサーチャー(統括課長) |
| 大見拓寛 | (株)デンソー ボデー機器技術3部 担当次長 |
| 梶村尚史 | むさしクリニック 院長 |
| 鈴木博之 | 警視庁科学捜査研究所 文書鑑定科 心理係 |
| 山城義広 | 太田総合病院 睡眠障害センター センター長 |
| 川良徳弘 | 東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科 生命機能情報解析学分野 准教授 |
| 小山恵子 | 東京医科歯科大学 保健管理センター 准教授 |
| 原 恵子 | 東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科 生命機能情報解析学分野 助教 |
| 長谷川誠 | 愛知学院大学 歯学部 客員教授 |
| 市岡正彦 | (財)東京都保健医療公社 豊島病院 内科 副院長 |
| 奥山 茂 | 大正製薬(株) 医薬研究本部 執行役員/本部長 |
| 田ヶ谷浩邦 | 北里大学 医療衛生学部 健康科学科 精神保健学;同大学 東病院 精神神経科 教授 |
| 袴田優子 | 北里大学 医療衛生学部 健康科学科 精神保健学 講師 |
| 村山憲男 | 北里大学 医療衛生学部 健康科学科 精神保健学 講師 |
| 宮本政臣 | 生化学工業(株) 研究開発本部 常務取締役研究開発本部長 |
| 高山喜好 | (株)エヌビィー健康研究所 代表取締役 |
| 勢井宏義 | 徳島大学 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 統合生理学分野 教授 |
| 松浦倫子 | 睡眠評価研究機構;(株)エス アンド エー アソシエーツ |
| 安達直美 | (株)エス アンド エー アソシエーツ |
| 有富良二 | (株)エス アンド エー アソシエーツ |
| 小山恵美 | 京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科 デザイン経営工学部門 准教授 |
| 小川景子 | 広島大学 大学院総合科学研究科 助教 |
| 林 光緒 | 広島大学 大学院総合科学研究科 教授 |
| 都築和代 | (独)産業技術総合研究所 ヒューマンライフテクノロジー研究部門 環境適応研究グループ長 |
目次
【第I編 睡眠科学最前線】
第1章 睡眠覚醒調整機構 児玉 亨
1 はじめに
2 脳波の発生メカニズム
2.1 脳波はローカルな集合電位の記録
2.1.1 空間的・構造的要素
2.1.2 時間的要素
2.2 ヒトの睡眠覚醒サイクルにおける脳波
2.2.1 覚醒時に見られる脳波
2.2.2 ノンレム睡眠関連脳波
2.2.3 レム睡眠に随伴する脳波記録
2.3 未熟な神経回路では安定した記録はとれない
3 睡眠覚醒の発現機構
3.1 概日リズムと睡眠
3.2 進化発生に見た睡眠の構成
3.3 睡眠覚醒の制御機構
3.3.1 脳幹システムと睡眠・覚醒
3.3.2 前脳と睡眠・覚醒
3.3.3 大脳皮質と睡眠・覚醒
3.3.4 睡眠覚醒の新しいモデル
4 おわりに
第2章 睡眠と脳の情報処理機構 西多昌規
1 はじめに
2 記憶の種類,記銘タイミングと睡眠
3 宣言的記憶と睡眠
4 手続き記憶の睡眠依存性固定
5 情動記憶の睡眠による強調効果
6 ワーキングメモリーの睡眠による促進効果
7 睡眠と記憶表象の変化・変容,"手がかり"の効用
8 睡眠段階と記憶固定
9 電気生理学的所見と記憶との関連性
10 夢とDefault mode network (DMN)
11 おわりに
【第II編 現代の睡眠事情】
第3章 小児の睡眠の危機 長谷川 毅
1 はじめに
2 睡眠環境による睡眠障害
2.1 悪化する睡眠環境
2.2 睡眠の現状
2.3 問題のある睡眠による影響
2.4 対策
3 子供自身の問題で起こる睡眠障害
3.1 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
3.2 発達障害
3.3 不登校
4 おわりに
第4章 学校教育と睡眠 福田一彦
1 はじめに
2 幼児と睡眠
3 不登校と睡眠
4 受験と睡眠
5 メディアと睡眠
6 睡眠教育
第5章 成人および高齢者の睡眠 松浦雅人
1 はじめに
2 成人の睡眠
3 高齢者の睡眠
4 不眠症
5 過眠症
6 概日リズム睡眠障害
7 睡眠時随伴症
8 睡眠関連運動障害
9 おわりに
第6章 産業と睡眠 高橋正也
1 はじめに
2 働く人々の眠りは今
3 睡眠の量を確保する
3.1 睡眠時間と健康
3.2 睡眠時間の介入
4 睡眠の質を高める
4.1 上質な睡眠の価値
4.2 睡眠を低質にする職業要因
5 おわりに
第7章 身体運動と睡眠 内田 直
1 はじめに
2 身体運動と睡眠の関係についてのこれまでの研究
3 運動と睡眠中の循環器系の変化,体温
4 運動が睡眠を促進する可能性を示唆するメカニズム
5 おわりに
第8章 睡眠の男女差 香坂雅子
1 はじめに
2 疫学調査からみた睡眠の性差
2.1 国内での研究
2.2 国外での研究
3 生理学的な評価による検討
3.1 国内での報告
3.2 国外での報告
4 おわりに
【第III編 睡眠を測る】
第9章 睡眠ポリグラフィの記録と判定 八木朝子
1 はじめに
2 記録
2.1 デジタルPSGの構成
2.2 センサ・トランスデューサ
2.3 監視(モニタリング)
3 判定
3.1 睡眠段階法
3.1.1 概要
3.1.2 各睡眠段階の特徴所見
3.1.3 判定精度
3.2 Cyclic Alternating Pattern(CAP)法
3.3 微小覚醒反応(arousal)
4 呼吸障害の判定
5 睡眠時異常運動の判定
5.1 睡眠時周期性四肢運動
5.2 ブラキシズム
5.3 レム睡眠異常
6 おわりに
第10章 睡眠と眠気の評価技術 有竹清夏,榎本みのり
1 はじめに
2 MSLT(multiple sleep latency test)
2.1 MSLTの概要
2.2 MSLTの検査手順
2.2.1 事前確認
2.2.2 検査準備
2.2.3 入眠判定と測定終了
2.2.4 検査後
2.3 MSLTの結果の評価
2.4 MSLTの適応
3 MWT(Maintenance of Wakefulness Test)
3.1 MWTの概要
3.2 MWTの検査手順
3.2.1 事前確認
3.2.2 検査準備
3.2.3 入眠判定と測定終了
3.2.4 検査後
3.3 MWTの結果の評価
3.4 MWTの適応
4 OSLER TEST(Oxford sleep resistance test)
4.1 OSLER TESTの概要
4.2 OSLER TESTの検査手順
4.3 OSLER TESTの結果の評価
4.4 OSLER TESTの適応
第11章 脳波分析技術の進歩 山本拓郎
1 はじめに
2 市販されている簡易(睡眠)脳波計の紹介
3 現在の簡易睡眠用脳波計の課題
4 ソニーでの取り組みの紹介
4.1 コンセプト
4.2 ヘッドギアの設計・構造
4.3 電機設計
4.4 データ記録・通信機能
4.5 電極位置・構造
4.6 試作機を利用した計測
4.7 次期試作について
5 おわりに
第12章 居眠り運転防止のためのセンシング技術 大見拓寛
1 はじめに
2 眠気状態センシングの研究事例
3 眠気指標
3.1 顔表情特徴因子を用いた眠気自動推定アルゴリズムの検討
3.2 サッカード眼球運動による眠気指標化の検討
4 ドライバモニタリングシステムの開発
4.1 眠気状態検知システムの開発要件
4.2 眠気状態検知システムの概要
4.3 画像の取得
4.4 画像処理
5 眠気の推定技術
5.1 瞬目特徴の抽出
5.2 瞬目特徴量を用いた眠気推定
5.3 眠気推定手法の評価実験
5.4 実験結果
6 おわりに
第13章 PETで観る睡眠 梶村尚史
1 はじめに
2 PETによる睡眠研究の方法
3 H215O-PETを用いた睡眠研究の結果
3.1 ノンレム睡眠時の脳活動
3.2 レム睡眠時の脳活動
4 おわりに
第14章 眠気,睡眠習慣の評価法(主観的評価) 鈴木博之
1 序文〜主観的評価とは〜
1.1 主観的睡眠評価の必要性
1.2 主観的睡眠感
1.3 主観的評価の方法
1.4 主観的評価の限界
2 眠気の主観的評価
2.1 主な主観的眠気評価尺度
2.1.1 スタンフォード眠気尺度(Stanford Sleepiness Scale:SSS)
2.1.2 関西学院眠気尺度(Kwansei-gakuin sleepiness scale:KSS)
2.1.3 カロリンスカ眠気尺度(Kalrolinska sleepiness scale:KSS)
2.1.4 Visual analogue scale(VAS)
2.1.5 Pictorial Sleepiness Scale
2.1.6 Epworth sleepiness scale(ESS)
2.1.7 Pediatric daytime sleepiness scale(PDSS)
2.2 主観的眠気と客観的眠気の乖離と対処法
3 睡眠習慣の主観的評価
3.1 睡眠習慣の主観的評価
3.2 主な睡眠習慣評価法
3.2.1 ピッツバーグ睡眠質問票(Pittsburgh Sleep Quality Index:PSQI)
3.2.2 朝型-夜型質問紙(Morningness - Eveningness Questionnaire:MEQ)
3.2.3 Munich ChronoType Questionnaire(MCTQ)
3.2.4 OSA睡眠調査票
3.2.5 睡眠日誌
3.2.6 Sleep Timing Questionnaire(SEQ)
3.2.7 The Leeds Sleep Evaluation Questionnaire
4 おわりに
【第IV編 睡眠障害の諸問題】
第15章 呼吸器疾患と睡眠 山城義広
1 はじめに
2 睡眠中の呼吸生理
3 睡眠呼吸障害の分類
3.1 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)
3.2 睡眠関連低換気/低酸素血症候群(Sleep related hypoventilation/hypoxemic syndrome)
第16章 循環器疾患と睡眠 川良徳弘
1 はじめに
2 睡眠と心不全
3 中枢性睡眠時無呼吸と心不全
4 閉塞性睡眠時無呼吸症候群と循環器疾患
5 睡眠と虚血性心疾患
6 睡眠と不整脈
7 睡眠中の血圧
8 睡眠時間と心血管イベント
9 おわりに
第17章 精神疾患と睡眠 小山恵子
1 はじめに
2 気分障害と睡眠
2.1 うつ病と睡眠障害
2.2 うつ病患者の終夜睡眠ポリグラフ(PSG)所見
2.3 うつ病発症の危険因子としての不眠
2.4 双極性障害と睡眠障害
3 統合失調症と睡眠
3.1 統合失調症患者のPSG所見
3.2 PSG所見と臨床症状との関連
4 不安障害と睡眠
4.1 全般性不安障害と不眠
4.2 パニック障害と不眠
4.3 外傷後ストレス障害と不眠
第18章 神経疾患と睡眠 原 恵子
1 てんかんと睡眠
1.1 はじめに
1.2 てんかんについて
1.3 覚醒てんかんと睡眠関連てんかん(sleep related epilepsy, sleep epilepsy)
1.3.1 睡眠てんかん(sleep related epilepsy)
1.3.2 覚醒てんかん
1.4 てんかん発作の誘因
1.5 てんかん患者における脳波と睡眠
1.6 てんかんと睡眠障害の鑑別
2 パーキンソン病と睡眠障害
2.1 はじめに
2.2 パーキンソン病とレム睡眠行動障害
(rapid eye movement sleep behavior disorder: RBD)
2.3 パーキンソン病とレストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)
2.4 パーキンソン病と睡眠発作(sleep attack)
第19章 睡眠障害の治療機器
1 スリープスプリント療法 長谷川 誠
1.1 はじめに
1.2 SASの分類
1.3 SASの診断基準
1.4 SAS治療の基本的概念
1.5 スリープスプリントの作成法
1.6 スリープスプリントの適応
1.7 治療成績
1.8 合併症
2 経鼻式持続陽圧呼吸療法
(nasal continuous positive airway pressure:NCPAP) 市岡正彦
2.1 はじめに
2.2 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
2.2.1 概念と分類
2.2.2 OSASの病態
2.2.3 OSASの症候と全身的合併症
2.2.4 OSASの治療方針
2.3 経鼻式持続陽圧呼吸
(nasal continuous positive airway pressure:NCPAP)療法
2.3.1 原理
2.3.2 方法
2.3.3 臨床的有用性と適応
2.3.4 問題点
2.3.5 最近のトピックス
3 おわりに
【第V編 医薬品の研究・開発】
第20章 睡眠関連医薬品の開発動向 奥山 茂
1 はじめに
2 新規作用機序を有する不眠症治療薬の新薬開発はハードルが高い
3 睡眠を誘導する不眠症治療薬
3.1 オレキシン受容体拮抗薬
4 日中の過剰な眠気の防止
4.1 Methylphenidate(商品名 リタリン)およびpemoline(商品名 ベタナミン)
4.2 Modafinil(商品名 モディオダール)および armodafinil
4.3 ヒスタミンH3受容体拮抗薬
第21章 臨床で処方される睡眠薬の種類と作用 田ヶ谷浩邦,袴田優子,村山憲男
1 はじめに
2 不眠の定義,診断基準
3 不眠の原因
4 不眠に対して用いられる薬剤
4.1 BZとnon-BZ
4.2 メラトニンアゴニスト
4.3 その他の薬剤
5 作用時間による分類
6 他の薬剤との相互作用
7 副作用
7.1 BZ,non-BZの主な副作用
7.2 ラメルテオンの副作用
8 常用量依存
9 不眠症薬物療法の実際
第22章 日本発の不眠症治療薬ラメルテオンの開発 宮本政臣
1 要約
2 開発の経緯
3 メラトニンの生理作用
4 ラメルテオンの基礎薬理作用
4.1 神経化学的作用
4.2 実験動物における睡眠プロモーション作用
4.3 一般行動に対する作用
5 ラメルテオンの臨床効果
5.1 臨床における有効性
5.2 臨床における安全性
6 おわりに
第23章 睡眠関連医薬品の開発と評価技術 本多和樹
1 はじめに
2 ノンレム睡眠とレム睡眠
3 睡眠覚醒調節の神経機構
4 睡眠覚醒調節の液性機構
5 睡眠覚醒研究における動物モデル
5.1 ラットを用いた動物モデル
5.2 サルを用いた動物モデル
6 睡眠異常の動物モデル
6.1 ナルコレプシーの動物モデル
6.2 睡眠呼吸障害動物モデル
6.3 パーキンソン病の睡眠障害動物モデル
7 おわりに
第24章 睡眠関連医薬品シーズの創製 高山喜好
1 はじめに
2 ゲノム創薬とは
3 創薬標的探索とトランスクリプトーム
4 創薬標的分子の絞り込み技術
5 ゲノミクスと創薬
6 睡眠関連の標的分子
7 おわりに
【第VI編 機能性食品の研究・開発】
第25章 睡眠関連機能性食品の開発と評価技術 勢井宏義
1 はじめに
2 現況,あるいは例
2.1 トリプトファン
2.2 グリシン
2.3 テアニン
2.4 クアンソウ
3 機能性評価,そして徳島大学の場合
3.1 加工野菜A
3.2 抽出栄養素B
3.3 発酵栄養素C
4 展望
【第VII編 睡眠と環境】
第26章 快適な睡眠の実現を担う寝具と眠具 松浦倫子,安達直美,有富良二
1 はじめに
2 寝具に求められる機能
3 寝具をめぐる市場動向
4 寝具から眠具へ
5 おわりに
第27章 良質睡眠に向けての光環境制御と光源選択について 小山恵美
1 はじめに
2 光の非視覚的生理作用と睡眠
3 光環境の物理的特性と生活適合性
4 光環境の現状と問題点
5 良質睡眠確保に役立つ光環境制御技術
5.1 全般的な考え方
5.2 就寝前に適した光源選択の重要性
5.3 起床前漸増光
5.4 日中の補光
6 おわりに
第28章 快適な睡眠をサポートする香り 小川景子,林 光緒
1 はじめに
2 睡眠中における嗅知覚
3 ハーブ類
3.1 ペパーミント
3.2 ジャスミン
3.3 ラベンダー
3.4 ビターオレンジ
4 沈香
5 セドロール
6 ヘリオトロピン
7 おわりに
第29章 快適な睡眠をサポートする温熱環境 都築和代
1 はじめに
2 体温調節機構
3 体温のリズムと睡眠および眠気のリズム
4 温度が睡眠に及ぼす影響
5 睡眠中の体温調節
6 快適な睡眠をサポートする温熱環境
6.1 季節の影響
6.2 夏の睡眠環境
6.3 冬の睡眠環境
| 調査資料名 | 価格 | 発刊日 |
|---|---|---|
| 体内時計の科学と産業応用
|
69,300 円 | 2011/05/02 |
発刊日
2011/12/26
体裁
B5 / 275ページ
販売価格
71,400 円
(本体68,000円 消費税3,400円)
発行
株式会社シーエムシー出版
