レポートナンバー 0000000278
日本のデジタル放送の普及シナリオ 2002年版
株式会社シード・プランニング
発刊日
2002/03/29
言語日本語
体裁A4/200ページ
ライセンス/価格200ページ
0000000278
無料サンプル
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ポイント
混迷する日本のデジタル放送の行方は
業界関係者アンケート及びヒアリングから、放送デジタル化の全体シナリオを探ります
レポート概要
日本の放送のデジタル化は、当初の構想が行き詰まり始めています。
2000年12月にスタートしたBSデジタル放送は、1000日1000万世帯を大きく下回る普及ぶりです。 CS110度は、受信について技術的な問題が顕在化し、初期の思惑通りに普及するわけではないことが判明してきました。そして地上波デジタルは、総務省が想定した以上にアナアナ変換問題が複雑で、どうスタートするか紛糾しています。
今回の「日本のデジタル放送の普及シナリオ2002年版」では、混迷の度を深め始めている日本の放送デジタル化が、実際にはどこへ向かうのか、受信機の普及はどうなるのか、関係各社の戦略はどう変わっていくのか、経営企画に携わる業界関係者へのアンケートや取材に基づき、放送デジタル化の全体シナリオを探ります。
レポート詳細
この調査でわかること
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デジタル放送の普及に関する業界関係者103人のアンケートの集計結果の詳細
- 4業種別にみる見解の違い ・放送1(地上波キー局、ローカル局、BSデジタル局 23人) ・放送2(CS委託放送事業者、コンテンツ制作、代理店 など31人) ・通信・インフラ(通信事業者、プラットフォーム、CATV局 など26人) ・メーカー(主に受信機メーカー 23人)
- 業界関係者による2010年までのBS、既存CS、CS110度の普及推移の予測
- 各放送メディア(BS、既存CS、CS110度、CATV、地上波デジタル)の 特徴と方向性
- シード・プランニング予測:2010年までのデジタル放送の普及シナリオ (各メディアの普及推移予測とその背景と要因)
調査対象と調査方法
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業界関係者に対する「デジタル放送の普及に関するアンケート」を実施し、 103人の回答をもとに集計・分析。 さらに一部の対象者へのヒアリングをもとに分析を加えた。
- <アンケート回答者103人の内訳>
放送1 n=23 (地上波キー局、ローカル局、BSデジタル放送局)
放送2 n=31(データ放送局、CS委託放送事業者、コンテンツ制作 など)
通信・インフラ n=26(通信事業者、プラットフォーム、CATV局 など)
メーカー n=23(主に受信機メーカー)
- 調査期間: 2001年11月〜2002年3月(アンケート&ヒアリングの実施は2月〜3月)
目次
はじめに
調査概要
?.総括
- 日本のデジタル放送の普及シナリオ
- シード・プランニング予測:日本のデジタル放送の普及シナリオ(2010年までの普及推移)
- 普及予測の背景と要因一覧
- 各放送メディアの方向性(普及促進要因と有望コンテンツ)
- 業界関係者によるデジタル放送の普及予測
―全体平均・業種別傾向―
- 普及予測と業種別傾向
- デジタル放送の普及予測
- BSデジタル放送(直接受信)の普及予測
- Sデジタル放送(CATV経由)の普及予測
- 既存CSデジタル放送の普及予測
- CS110度デジタル放送の普及予測
- デジタル放送の普及シナリオについての考察
- BSデジタル放送の動向
- 既存CSデジタル放送の動向
- CS110度デジタル放送の動向
- 地上波デジタル放送の動向
- アナアナ変更をめぐって
- 放送施設のデジタル化について
- 地上波デジタルの普及について
- アナログ停波について
放送事業のハード・ソフトの分離問題について
- 各放送メディアの普及要因
(BSデジタル/既存CS/CS110度/CATVの放送サービス/地上波デジタル)
- 各放送メディアの有望コンテンツ
(BSデジタル/既存CS/CS110度/CATVの放送サービス/地上波デジタル)
- デジタル受信機の開発の方向性
- 録画機と記録媒体/オンデマンドの視聴形態
- ブロードバンドの放送市場への影響
- 今後の課題
?.アンケート集計結果 ―業界関係者103人の予測と見解―
アンケート調査概要
- BSデジタル放送の普及予測
- BSデジタル放送(直接受信)の普及予測
- BSデジタル放送(CATV経由)の普及予測
- 1000日1000万世帯普及達成についての見解
- CSデジタル放送の普及予測
- 既存CS(124度・128度)の普及予測
- CS110度の普及予測
- 地上波デジタル放送の動向と諸問題
- 地上波デジタル放送の普及計画見直しについての見解
- 地上波デジタル放送の開始時期(大都市圏/その他の地域)
- 地上波デジタルの移行完了時期
- 地上波デジタルの放送パターン(開始時/デジタル化完了時)
- 民放ローカル局の再編の可能性と時期
- 民放再編の形態
- ユニバーサルサービスについて
- 放送事業のハード・ソフトの分離について
- 各放送メディアの普及要因
- BSデジタル放送の普及要因
- 既存CS(124度・128度)の普及要因
- CS110度の普及要因
- CATVの放送サービスの普及要因
- 地上波デジタル放送の普及要因
- 各放送メディアの有望コンテンツ
- デジタル受信機の動向
- デジタル受信機の開発の方向性についての見解
- 2010年頃に普及している録画機
- 2010年のオンデマンドの視聴形態
- 2010年頃に普及している映像の保管方法
- ブロードバンドの普及による放送市場への影響
- 今後の課題
- 2005年・2010年の課題解決の進展度合い
- 2005年頃までの優先課題と注目課題(フリーアンサー)
◇クロス集計結果
4業種別(放送1 放送2 通信・インフラ メーカー)×全項目
◇アンケート調査票(質問内容)
?.日本のデジタル放送の現状(関連資料)
- 放送のデジタル化のあゆみ
- 地上波アナログ停波までのスケジュール
- 地上波放送局(ローカル)一覧
- BSデジタル放送直接受信の普及状況
- BSデジタル放送の委託放送事業者一覧
- BSデジタルデータ放送の委託放送事業者一覧
- 既存CS(スカイパーフェクTV!)プラットフォーム
- 既存CS(スカイパーフェクTV!)の委託放送事業者一覧
- CS110度プラットフォーム
- プラットワン
- ep
- スカパー!2
- CS110度デジタル放送の委託放送事業者一覧
- BS・CS110度共用受信機
- インターネット、携帯電話、ブロードバンドの普及動向
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