レポート概要

■本誌の特徴等

1． 調査目的
COVID-19(2019年に発生した新型コロナウイルス感染症) により、注目されているCPCメイングループA61B5は、体温計、パルスオキシメーター、血圧計、
心拍計、運動量測定などに関する分野である。
CPCメイングループA61B5(診断のための検出、測定または記録) に関する出願件数、出願人、発明者、特許分類、Family、被引用文献数などに対し、
ランキング、時系列マップ、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップを作成し、
　(1) A61B5の主要出願人はどのようなプレイヤーなのか、
　(2) A61B5の直近3年および過去10年の比較で何が変化しているのか、
　(3) A61B5の主要出願人で買収などの変化はないのか、
　(4) A61B5の共同開発についてどのようになっているのか、
　(5) A61B5の競合する出願人はどのようになっているのか、
等を明確にして、A61B5の知財の現状につき具体的なデータを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。

2.特許情報の収集と処理
本調査報告書は、「A61B5(診断のための検出、測定または記録) 」の過去10年（出願日：2009年1月1日～2018年12月31日）に及ぶ
米国登録・公開特許について、検索、収集した。
また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」（インパテック?製）を使用した。
特許情報公報の検索結果は、登録公報・公開公報重複除去後の70,377件を対象に分析を行った。
本書では、登録公報・公開公報重複除去後にまとめて出願件数と表現している。

3． 報告書の構成
本報告書は、次の三つの部分から構成されている。

I．パテントマップ編
　A． A61B5の直近3年の動向分析（2016年1月～2018年12月）
　B． A61B5の全般分析（2009年1月～2018年12月）
　C． A61B5の出願人全般分析（2009年1月～2018年12月）
　D． A61B5の上位10出願人分析（2009年1月～2018年12月）
　E． A61B5の特定2出願人比較分析（2009年1月～2018年12月）
　F． A61B5のCPCテーマ別分析（2009年1月～2018年12月）
　G． A61B5の特定CPCにおける出願人分析（2009年1月～2018年12月）
　H． A61B5の被引用数分析（2009年1月～2018年12月）
　I． A61B5のFamily出願国分析（2009年1月～2018年12月）

II． 総括コメント編
III． 参考資料

4. 本報告書の特徴
●　A61B5(診断のための検出、測定または記録) に関する直近3年、
　　さらには過去10年間の技術動向が分かりやすく把握できる。
●　各出願人毎の動静が読み取れる。
●　特許情報と非特許情報(各出願人のWikipediaやHP) を参照して分析できる。
●　パテントマップで視覚的に理解しやすい。

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