世界中の市場調査レポートを販売!当社に無いレポートもお探しします。

レポートナンバー 0000009976

次世代自動車白書2014年版 PDF版[CD-ROM]

一般社団法人次世代社会システム研究開発機構

発刊日 2014/10/20

言語日本語

体裁A4/約900ページ

ライセンス/価格約900ページ

0000009976

A4版 93,500 円(税込)

※販売価格欄に記載されている金額は「PDF版(CD-ROM)」の価格です。
※バインダー製本版 92,000円 (税別)もあります。
※バインダー製本版をご希望の場合には、ご購入時の通信欄に「バインダー製本版希望」とご記入ください。
※バインダー製本版とPDF版(CD-ROM)では編集上の違いによりページ数が若干異なります。

無料サンプル

  • サンプルはお問い合わせください。

レポート概要

次世代自動車が体現する技術、インフラ、サービス、ビジネスモデルをきっかけに自動車産業は大きな変曲点を迎えている。自動車の高機能化は電動化・電子化から知能化へと進化し、スマートシティ/スマートハウスといったエネルギーインフラとの連携・融合が深まり、新たな産業を生み出す孵化装置となっている。
本書は、次世代自動車産業、新生産方式・新製造システム、EV化/充電システム、V2H(スマートハウス・EV間電力供給システム)、超小型モビリティ、水素燃料電池車(FCV)、自動運転システム、安全技術、新テレマティクス、車載半導体/車載エレクトロニクスといった次世代自動車の基本領域について、多元的な角度で包括的に分析し、白書として編纂したものである。

レポート詳細

内容編成(目次)

第1章 自動車業界を取り巻く環境変化・業界トレンド

 1-1 次世代自動車産業を取り巻く社会状況
  −世界的に広がりを見せる燃費規制、ダウンサイジングの流れ
  −米国が目指すEV100万台構想
  −中国政府が打ち出した「エコカー500万台構想」
  −欧州連合(EU)加盟国に対する経済連携協定(EPA)交渉

 1-2 国内自動車産業(生産・市場)

 1-3 国内自動車産業振興政策
  −円安による輸出産業の業績改善
  −各種補助金制度
  −車体課税・自動車取得税・重量税の見直し
  −燃費規制
  −先行する欧州車に環境技術で攻勢をかける日本勢

 1-4 自動車産業の構造改革動向
  −失われた日本の自動車メーカーの優位性

第2章 次世代自動車産業で求められる新たな概念・技術体系

 2-1 自動車の排出ガス・燃費規制とエコロジーへの対応

 2-2 自動運転システム、自動ブレーキ機能などの安全技術や事故防止システム

 2-3 プラットフォームの共通化、モジュール化の推進

 2-4 自動車の燃費競争
  −新興国市場攻略で鍵を握る低燃費新型車・次世代車開発

 2-5 駆動系の多様化傾向

 2-6 代替燃料の登場による影響・近未来シナリオ

 2-7 クルマ社会の近未来を占う
  −次世代自動車のキーコンセプト「スマート、エコロジー、ソーシャル化」
  −パッケージ技術向上で一斉に展開し始めたコンパクト化の潮流
  −スマート&クリーン、エコロジー&エコノミーの両立が主題に

第3章 自動車産業・市場の概況・近況

 3-1 自動車産業・市場の概況
  −自動車の世界市場・世界販売実績
  −大きく変動する世界の自動車勢力図

 3-2 世界の次世代自動車産業動向
  −次世代自動車産業の国際再編・合従連衡の動き

 3-3 国内主要メーカー各社の戦略

第4章 国内自動車市場

 4-1 国内四輪車需要動向・受容見通し
  −日本自動車工業会: 市場調査/予測(国内四輪車総需要)
  −みずほコーポレート銀行 「自動車の国内需要動向」

 4-2 新車販売動向
  −2013年 新車販売台数ランキング
  −2014年 国内新車販売台数
  −続くエコカー補助金効果の反動減

第5章 次世代自動車/エコカー市場

 5-1 EV/PHEV/エコカーの国内市場
  −EV/PHEV/エコカーの国内市場 概況・近況
  −活気を帯びるハイブリッド車(HV)市場
  −各社各様の動きを見せるEV参入メーカー
  −順調に市場拡大が続くEV軽トラック市場

 5-2 EV/PHEV/エコカーのグローバル市場  概況・近況
  −グローバル市場におけるEV/PHEVの普及状況
  −他

 5-3 EV用急速充電器市場

 5-4 EV化により消滅する部品市場

 5-5 燃料電池車の世界市場
  −燃料電池車の世界市場規模
  −燃料電池車の普及政策(補助金・優遇税制)
  −熱い開発競争を繰り広げる燃料電池車

 5-6 新たに創出される自動車部品市場
  −次世代自動車により創出される新規部品市場

第6章 自動車業界のトレンド/ビジネスモデルの構造変化

 6-1 次世代自動車の現況と自動車産業にもたらす構造変化
  −次世代自動車の競争軸は“車両・制御系+交通・情報系”へ
  −先進モビリティ・プラットフォームの台頭と“自動車時代”の終焉

 6-2 次世代自動車を志向したイノベーションの源泉
  −次世代自動車の創造をリードするシリコンバレー
  −自動車メーカーのイノベーションと設計構想力

 6-3 自動車生産現場に広がるビッグデータ活用
  −品質工学・生産条件最適化と結合するビッグデータ活用
  −ビッグデータ連携による関連サービス

第7章 進展著しい次世代自動車に向けた基礎研究

 7-1 次世代自動車基礎研究に関する自動車メーカーの取り組み

 7-2 次世代自動車搭載向けリチウムイオン電池の基礎研究
  −リチウムイオン電池の垂直量産モデル

 7-3 SiCパワーデバイスの研究開発動向
  −燃料電池自動車の基礎研究・研究開発動向

 7-4 ハイブリッド車用SiCパワー半導体開発

 7-5 次世代パワーデバイスとして期待されるGaNデバイス

 7-6 EVエネルギー効率向上に向けた電子部品メーカーの取り組み
  −車載インバータに利用可能な大容量セラミックコンデンサ
  −車内電力分配を行うジャンクションボックスのスマート化

 7-7 次世代ワイヤレス(無線)給電技術の基礎研究と標準仕様を巡る動き

 7-8 次世代自動車とセキュリティ技術の進展
  −情報セキュリティ対策の必要性
  −車載ソフトウェアの脆弱性を攻撃する新なた脅威
  −次世代自動車で不可欠なハッキング対策
  −車載ネットワークのハッキング対策
  −次世代自動車のセキュリティ対策促進に関連した研究開発プロジェクト(機関)

第8章 新生産方式・新製造システム

 8-1 国際競争力の強化と生産体制効率化の取り組み
  −自動車生産効率化の取り組み

 8-2 生産ラインのコンパクト化
  −工程削減、工程短縮を目的とした生産ラインのコンパクト化
  −次世代工場建設とともに加速するコンパクトラインの潮流
  −縮減率を飛躍的に向上させるコンパクトライン

 8-3 プラットフォーム共通化・部品共通化の潮流

 8-4 モジュール化を追及する次世代プラットフォーム
  −研究開発の柱となったプラットフォームの共通化とモジュール化の推進
  −新局面を迎えた部品共通化の取り組み
  −フォルクスワーゲンの新構想「MQB」(モジュラー・トランスバース・マトリクス)
  −プラットホームをモジュール化する次世代の設計構想を発表した日産

第9章 部品・加工業界の概況・近況

 9-1 部品・加工業界各社業績動向

 9-2 適地適産へのシフト、供給網の変化

 9-3 産学官連携活動が活発化する部品・加工業界
  −行政・地域で誘導する部品メーカーの取引先開拓

第10章 運転システム/自律走行・自動運転システム

 10-1 自動運転システムの概況・近況
  −産業・社会を一変させる自律走行・自動運転システム
  −世界有力企業がこぞって取り組む自律走行・自動運転システム
  −SAEで議論中の自動運転車の定義
  −自律走行・自動運転システムの開発競争
  −自律走行・自動運転システムとITSの結合

 10-2 地域別/メーカー別 自動運転システム公道走行実験動向
  −自動運転システム公道走行実験動向 概況・近況

 10-3 自動運転車両に関する法制度上の検討状況
  −自動運転の実現に向けた法制度上の取組概要
  −製造物責任のリスク低減を目的とした開発・試験方法の検討

第11章 自動車運転・運行の安全システム

 11-1 次世代自動車と衝突回避・事故防止システム
  −車両間(V2V:Vehicle-to- Vehicle)通信技術による事故防止機能
  −緊急操舵回避支援システム
  −異常検知・警告・ドライバモニタリングシステム
  −ペダル踏み間違いによる暴走事故防止システム

 11-3 衝突被害軽減ブレーキ
  −衝突被害軽減ブレーキ概説
  −衝突被害軽減ブレーキの効果とそれに対する評価

 11-4 車載コンピュータによる車両制御
  −日産 自動運転機能を装備した車載コンピュータによる車両制御

第12章 EV(電気自動車)

 12-1 電気自動車(EV)概説
  −EV(電動自動車)開発小史

 12-2 電気自動車(EV)のタイプ別特徴
  −電池式EV
  −架線式EV
  −非接触充電自動車

 12-3 EV台頭と世界の自動車勢力図の変化
  −EV化で変容を遂げる世界の自動車勢力図
  −インフラ、メンテナンスシステムのサポートあってのEV
  −量産型EVの筆頭格「リーフ」の実績・動向
  −満を持してBMWが投入する量産型EV

 12-4 電気自動車・電動自動車(EV)の先端技術動向
  −第3次電動自動車ブームで開花したEV/プラグインハイブリッド車
  −電装品・電機メーカーとの共同開発による電動システムの広がり

 12-5 EV向け充電システムの最新動向
  −蓄電池・充電環境整備動向

 12-6 EV(電気自動車)の事業特性と参入企業動向
  −General Electric(GE)
  −メルセデス・ベンツ日本
  −トヨタ
  −日産自動車
  −三菱自動車/三菱商事/三菱電機
  −他

第13章 充電ビジネス/充電サービス

 13-1 充電ビジネス/充電サービスの最新動向
  −カーシェアリングと充電ビジネスのシナジー
  −充電サービス参入企業動向
  −エネルギー各社(電力・石油)の取り組み
  −一般企業の取り組み
  −自治体の取り組み

 13-2 急速充電システム/急速充電サービス
  −コンビニ&スマートショップにおける急速充電サービス

 13-3 EVの充電インフラと認証サービス

第14章 EV用充電器規格動向

 14-1 EV向け急速充電規格策定動向
  −EV用急速充電の規格争いを巡る動向
  −コンボコネクタの規格発効に向けた取り組み
  −コンボコネクタの標準化活動

 14-2 EV用急速充電規格「コンボ」対応コネクタの開発
  −EV/急速充電に関する産学連携動向

第15章 EV向け非接触充電

 15-1 幅広い応用に期待が集まる非接触充電
  −ワイヤレス給電 概況・近況
  −EV用の非接触給電装置に関する実証実験動向
  −ワイヤレス給電の標準仕様

 15-2 非接触給電に規格「J2954」の基本案・規格化進捗状況
  −SAE(米自動車技術会)の進捗報告

 15-3 ワイヤレス給電参入企業動向
  −ワイヤレス給電参入企業動向の概況
  −ワイヤレス給電技術の標準仕様を巡る参入各社の駆け引き

第16章 電気自動車(EV)とスマートグリッド/スマートシティ構想

 16-1 電気自動車(EV)とスマートグリッド構想

 16-2 国際的に脚光を浴びる交通連動型の都市開発
  −公共交通網と連動した都市開発の売り込み競争

 16-3 実現に向けて動き出す「スマートステーション構想」

 16-4 スマートシティ実現に不可欠となる交通インフラ/次世代自動車

 16-5 電気自動車からの電力供給モデル(V2H/V2B)

第17章 新交通システム/スマートシティと新モビリティシステム

 17-1 次世代交通インフラの概況・近況
  −次世代交通インフラとして脚光を浴びる超小型モビリティ
  −次世代自動車が都市交通インフラに与える影響

 17-2 スマートシティが促進する新しいカーシェアリングの形態

 17-3 コラボレーション型消費とカーシェアリングサービス

 17-4 テレマティックスの発展とつながりのパーソナライゼーション
  −都市のスマート化とシンクロして発展を遂げる新テレマティックス体系
  −トヨタ自動車が進める都市交通構想と実証実験プロジェクト

 17-5 EVの蓄電池を利用した電力供給サービスモデル

  −クルマの蓄電池からマンションに電力を供給するV2H(Vehicle to Home)

第18章 スマートハウスとEVの融合

 18-1 スマートハウスとEVの融合 概説
  −スマートハウス規格標準化と業界間ルールの整理

 18-2 脚光を浴びる未来型スマートハウス

 18-3 HEMSをコアとしたIoT(モノのインターネット)、次世代自動車の融合
  −EVと住宅をつなぐV2H(Vehicle to Home)
  −家庭内のエネルギーを管理するHEMSとV2Hの融合
  −進化する家庭用蓄電池とV2H機器

 18-4 V2H:スマートハウスとEV間の相互電力供給システム

第19章 ビルのエネルギー管理システムとEVの統合

 19-1 エネルギー管理、ビル管理とEVの統合・一体化

 19-2 EVを活用したエネルギーマネジメント

第20章 超小型モビリティの潮流

 20-1 超小型モビリティの概況・近況
  −自動車大手から“スモール・ハンドレッド”に主役交代か
  −超小型モビリティが急速に普及する中国
  −「超小型モビリティ」、「ミニEV」、「2輪・軽の中間コンセプトカー」の三つ巴戦へ

 20-2 国交省 「超小型モビリティ導入に向けたガイドライン

 20-3 超小型普及促進政策
  −超小型モビリティ共同利用事業
  −超小型モビリティ購入費補助制度

 20-4 超小型モビリティの実証試験動向

 20-5 超小型モビリティの規格策定
  −先行する欧州
  −実証試験結果をもとにした基準見直しが進む日本

 20-6 超小型モビリティの認定制度導入

 20-7 超小型モビリティの課題
  −性能・馬力
  −装備
  −安全性

第21章 燃料電池車

 21-1 近未来のエコカーとして注目を集める水素燃料電池車(FCV)
  −水素社会の到来を告げる燃料電池車
  −ガソリン車並みの実用性を発揮する燃料電池車が実用化
  −製造設備、ステーション整備で10兆円市場に拡大する潜在的可能性

 21-2 日本の産業競争力向上、成長戦略の期待の星としての燃料電池車
  −燃料電池自動車や水素インフラに係る規制の見直し・緩和
  −拡大する欧州企業の燃料電池用水素事業
  −政官民で補助金、優遇税制の政策作りに着手

 21-3 燃料電池車の水素タンク技術基準改正
  −水素スタンドの表示規則を改正

 21-4 燃料電池車の国際安全基準
  −国際基準で日本案が採用

 21-5 燃料電池車の課題

  −技術/インフラ、市場開拓両面で課題と直面する燃料電池車

第22章 プラグインハイブリッド(PHEV)車の概況・近況

 22-1 プラグインハイブリッドカー(PHEV) 概況・近況
  −プラグインハイブリッドカー(PHV/PHEV)概説
  −新モデル発表が相次ぐプラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)
  −HVベースか、EVベースかで勢力が二分されるPHEV

第23章 ディーゼル車/ターボ車

 23-1 第3のエコカーとして期待と注目を集めるディーゼル車(欧米)

 23-2 敬遠されてきたディーゼルエンジンを再評価する動き(日本)

 23-3 エコブームで復活するターボ車

第24章 ITS/車載機器/スマートデバイス連携/新テレマティクス

 24-1 ITS/車載機器/スマートデバイス連携/テレマティクス概説
  −ITS(高度道路交通システム)/テレマティクス 概況・近況
  −日産/日立 「日立テレマティクスデータ加工配信サービス」
  −ドコモがテレマティクスに本格参入
  −アップル「CarPlay」が自動車業界にもたらす影響
  −自動車にスマートフォンアプリを搭載するためのアプローチ
  −ウェアラブルデバイスとの同期・連携
  −車両前方にスマートデバイスの映像を表示するEV

 24-2 車載情報機器/カーナビ
  −車載情報機器/カーナビ業界 概況・近況
  −車載分野の事業展開を拡大するNVIDIA社
  −欧米自動車メーカーで進む先進・大型的車載ディスプレーの採用
  −車のバック時、車の背後の風景を透けて表示させる映像技術

 24-3 車載半導体/車載エレクトロニクス
  −車載ディスプレーで使用する半導体の技術改良に向けた動き
  −車載用次世代デジタルパワー制御ソリューション

第25章 車載ソフトウェアとECU(電子制御ユニット)

 25-1 自動車機能の電子制御化とECU(電子制御ユニット)に関する概況・近況

 25-2 車載ソフトウェア標準規格
  −欧州の車載ソフトウェア標準規格(AUTOSAR)の動向

 25-3 車載ソフトウエアのセキュリティ

第26章 次世代車体素材技術

 26-1 材料技術の進歩と車体装備
  −車体大幅軽量化を可能にする炭素繊維強化樹脂(CFRP)

 26-2 ドア技術改良による製造コスト抑制・安定性能向上
  −鉄とアルミを結合したドア

第27章 自動車品質調査動向

 27-1 JDパワー・アンド・アソシエイツ 年次初期品質調査

 27-2 大規模リコール問題に揺れる米国

 27-3 部品メーカーなど納入業者と大手自動車メーカーとの関係に関する意識・動向査

 27-4 品質、ブランドの消費者評価で凋落する韓国・現代自動車

 27-5 自動車品質管理とメーカーの社会的責任
  −車部品企業の国際カルテル摘発と社会的責任

この商品のレポートナンバー

0000009976

TOP